JAくるめ こころふれ愛 With You

広報誌「With You」

がまだすファーマー!


やっぱりイチゴが一番!

荒木町荒木 松尾 亮二(まつお りょうじ)さん

がまだすファーマー・松尾亮二さん

会社員を経て農業の道へ

「親父に言われてなかったら、今ごろは違う仕事をしてたかも…」と語る亮二さん。福岡県内の大学を卒業後、医療器具の販売会社で8年間勤務。当時は農業を継ぐつもりは無かったものの、父・清次さんの誘いから30歳のときに就農。全く関係の無い分野から、農業の道を歩みだした。

父から学んだイチゴ栽培
就農当時は「ほぼゼロからのスタートだった」というイチゴ栽培。今でも現役で40年以上イチゴを栽培しているベテランの父から、現場でイチゴ栽培のイロハをたたき込まれた。地域のイチゴ農家の助言やサポートもあり、就農から3年後には経営を委譲されるまでに成長。当時20aほどだったイチゴの面積も段階的に広げ、現在では30aにまで拡大した。

「安全」「安心」を求めて
試験的な取り組みにも積極的に挑戦する向上心は“親父譲り”。イチゴの葉の養分を吸い、生育を衰えさせる害虫・ハダニの被害を減らすために、捕食性天敵「チリカブリダニ」の放飼にも早くから着手。「安全で消費者が安心できるイチゴに、少しでも近づけるなら」と、高品質を求める努力は惜しまない。

家では3児の父
妻・春美さんとの間に3人の男の子を授かり、家に帰れば父の顔を見せる。長男の知哉くんは「お父さんのつくるイチゴが一番おいしい!」と笑顔で父のイチゴを絶賛。日ごろからイチゴの箱作りや麦踏みなどお手伝いもしてくれるとか。
「どうなるか分からないけれど、いつか息子たちが『農業をやりたい』と言ってくれたらうれしい。こっちも『そう思ってもらえるような経営をしなければ!』って張り合いも出るしね」。
父から子へ、子から孫へ。受け継がれる農の未来を語るその表情は、とても朗らかだ。
 イチゴを見る目は真剣そのもの!

イチゴを見る目は真剣そのもの!
知哉くんと一緒に。未来の後継者候補の成長が楽しみだ

知哉くん㊧と一緒に。未来の後継者候補の成長が楽しみだ
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