JAくるめ こころふれ愛 With You

広報誌「With You」

がまだすファーマー!


“選ばれる”ものを作りたい

高野2丁目 髙田 正文(たかだ まさふみ)さん

がまだすファーマー・高田正文さん

若い時から農業一本!

「本当は工業高校に行きたかったんやけど。今思うと、親父に上手く誘導されたなぁ」と青春時代を振り返る正文さん。父に勧められた久留米農芸高校園芸科(現:久留米筑水高校)を卒業後すぐに就農し、40年以上にわたって“農の道”を歩んできた。

父から受け継いだ栽培技術
“野菜どころ”として知られる小森野地区。中でも髙田家は、正文さんが就農するずっと以前からトマトやキュウリなどを生産してきた生粋の野菜農家だ。父から学んだ栽培技術を支えに、これまでに「福寿2号」、「東光」、「瑞健(ずいけん)」、「桃太郎」、そして「麗容」と、時代の流れと共にさまざまな品種を生産。所属するJAトマト部会では、平成17年から2年間部会長を任されるなど、部会員の中でも一目置かれる存在だ。

“好奇心”が扉を開く
他にもメロン、一寸ソラマメ、ショウガにも挑戦するなど、農業に対する好奇心の強さは人一倍。10年ほど前から、イボの無いキュウリ「フリーダム」の生産にも挑戦。JAの農産物直売所や女性部朝市などへの出荷を始めた当初は売れ行きも芳しくなかったそうだが、徐々に評判を上げ、現在では人気商品の一つに。「渋みや青臭さが少なくて食べやすい」とリピーターも多いそうだ。

「安全」「安心」への決意
7年前から、ゆめタウン久留米内の産直コーナーに出す野菜に特注のシールを貼り付けて出荷するようになった。夫婦の笑顔をイラスト化したシールは、「手に取ってくれた人に安心感を与えたい」との思いを表すと共に、「アピールする以上、間違ったものは出さない」という、責任と自覚の表れでもある。
「自分たちの野菜を選んで買ってくれるファンもたくさんいる。その期待に応え続けていくことが、何よりのやりがい」。少し照れくさそうに語る表情は、シールに写る2人の笑顔さながらに光り輝いていた。
 特注シールで商品をPR。夫妻の笑顔が「安全」「安心」の証だ

特注シールで商品をPR。夫妻の笑顔が「安全」「安心」の証だ
手際よく進む2人の共同作業。会話の中にも夫婦の仲の良さがにじむ

手際よく進む2人の共同作業。会話の中にも夫婦の仲の良さがにじむ
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