JAくるめ こころふれ愛 With You

広報誌「With You」

がまだすファーマー!


“愛情”たっぷり込めました

山本町 深山 保徳(ふかやま やすのり)さん

がまだすファーマー・深山 保徳さん

プロを目指し社会人野球へ

西日本短期大学付属高校で野球部に在籍し、プロ野球のスカウトの注目を浴びていた保徳さん。卒業後、中日ドラゴンズのスカウトから紹介され、名古屋の社会人野球チームでプロ野球入りを目指していた。「プロになっていたら、帰ってきて農業はしてないかもしれないな」と、農業とはまったく違う道を進んでいた昔を振り返った。

父から農業の全てを学ぶ
農業の道に入ったのは23歳のとき。母が亡くなり、父から「帰ってきて、一緒に農業しないか」といわれ、5年間在籍した社会人野球チームを辞め帰郷した。就農時は、まったくの素人だったため、父の指導により、柿や花木の剪定(せんてい)、防除の適時などの栽培技術を学んだ。  柿を生産していく中で、出荷の切れ目がないように、新たな品目を導入。「土の質によって、柿の色つきが変わる」と、堆肥や基肥、追肥などの土の管理を徹底した。減農薬にも取り組み、徐々に柿の生産量を伸ばしていった。

イチジク栽培に挑戦
年を重ねるにつれ「このまま柿を広く生産しても、将来必ず体力的に無理が来るはず」と、長く農業をしていくために、新しい品目を検討。JA職員イチジクの生産を勧められ、福岡県オリジナル品種「とよみつひめ」に着手。平成23年に、発足と同時にJAいちじく部会に入会した。「農業は常に勉強が必要。もっと勉強して、農業を楽しまないと面白くない」と毎年、試行錯誤を重ねている。今後は、面積を拡大し、経営の転換を図っていく方針だ。

おいしさの秘訣は“愛情”
作業効率を向上するため、妻・美佐子さんと作業を分担。高品質な柿と「とよみつひめ」を生産に取り組んでいる。ともに心掛けていることは「“愛情”をたくさん与えてやること」。仲よく作業する2人の愛情がたっぷり込められ、赤く染まった「とよみつひめ」は出荷を待っている。
 「とよみつひめ」の収穫時期を確認

「とよみつひめ」の収穫時期を確認
パック詰めから箱詰めされる愛情たっぷりの「とよみつひめ」

パック詰めから箱詰めされる愛情たっぷりの「とよみつひめ」
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